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東京都公立小学校副校長会

会長挨拶CONCEPT

設立趣旨


会員の資質を高めるための研修を推進して教育の振興に寄与する。
会員相互の福祉増進を図る。


 会長 松本 雅史

 

  本年度、東京都公立小学校副校長会の会長を務めさせていただくことになりました、小平第五小学校副校長の松本雅史と申します。東京都公立小学校 1271校副校長の連携の力となれるよう、精一杯務めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
 さて、「平成」が終わり「令和」となりました。
 先日まで、「平成」を振り返るテレビ番組や記事が多く巷を賑わせていました。この平成の時代は、ベルリンの壁の崩壊と東西ドイツの統一から始まり、 冷戦終結からの新たな国際秩序が模索される中で、地域紛争やテロが勃発し、現在も大きな国際問題となっています。その中で、EU(ヨーロッパ連合)の 設立や持続可能な社会を創ることを目指したSDG’sの17の取組指標やノーベル平和賞を受賞した「ICAN: 核兵器廃絶国際キャンペーン」をはじめ、 地球規模での国際協調の流れは未だかつてないものです。さらには、第4次産業革命ともSociety5.0ともいわれる、AIによる産業構造の変化は、便利 さ快適さを超えて、人の生き方そのものに大きく問題を提起しつつあります。
 こうした大きな変化の中で、人が人を育てる「教育」は、AIでは及ばない分野であるといわれています。ギリシャの哲学者プラトンと師であるソク ラテスのことを「シビレエイ」で例えた話を伺ったことがあります。シビレエイはどうして触れるものをしびれさせることができるのか、それは自分 自身がしびれているからである、というものです。しびれている教師にしてはじめて、自分自身をも超える弟子を育てることができる、ソクラテスと プラトンが正にそうであったというのです。
 振り返るに、私たちの教育現場はどうでしょうか。生き生きとやる気に満ち、共に磨き合い高め合う教師集団になっているでしょうか。様々な目の 前の課題に追われ、疲弊して今にも倒れそうな先生はいないでしょうか。どんなに立派な学習指導要領があっても、先生が倒れてしまっては何も始 まりません。そして、その教師集団の要として、先生方に進むべき方向と組織的対応策を示し、勇気と元気を送るべき私たち副校長が疲れきってい ないでしょうか。私たち管理職をはじめ教師一人一人が「シビレエイ」でなければならない、それが今ほど強く求められている時はないというのに 、この現状では令和の明るい未来を開いていくことは困難です。
 「働き方改革」を通して教師一人一人がさらに元気になり、私たち副校長がゆとりをもって人材育成に取り組めるようにしていかなくてはいけませ ん。東京都公立小学校副校長会は、副校長の団体です。副校長が元気になり、力強く前に進むための団体です。そのために、本年度も以下の2点を柱 として活動を推進してまいります。
1 要請活動の推進
 スクール・サポート・スタッフや外国語専科教員の全校配置などの人的な改善やICT化を含めた業務改善、副校長の処遇を改善するための施策の 要望を今年度も要請事項としてまとめ、各関係団体に働き掛けていきます。各地区の副校長会に置かれましても、是非地区の課題を区市教育委員会等 へ働きかけ、一緒に諸課題解決に取り組んでいただきたいと思います。また、毎月の幹事研修会では情報交換や意見交換を大切にし、浮き彫りになっ た課題や有効な解決策を共有し合うとともに要請活動に生かしてまいりたいと思います。
2 研究活動の充実
各地区の副校長会では日々の校務を進めつつ、各地区の課題に即した研究活動に積極的に取り組んでいることを承知しています。これらの取組の成果 を毎月の幹事研修会や2月の研究発表大会などで共有し、私たちの資質向上を図っていきたいと思います。今年度は、新学習指導要領実施に向けたラ ストスパートの1年です。学校のリーダーとしてどのように取り組むのか、ともに仲間同士力を合わせ諸課題に立ち向かってまいりましょう。
今年度も都小副校長会の活動にご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。




















 副校長会沿革

昭和26年   東京都公立小学校校務主任会として発足
昭和35年頃 東京都公立小学校教頭会に名称変更
平成17年  東京都公立小学校副校長会に名称変更

バナースペース

都小副校長会

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